高血圧・高コレステロール血症(高脂血症)
高血圧
血圧とは、心臓が血液を全身に送り出す際の圧力のことであり、この圧力が基準値以上の状態が続く状態を高血圧といいます。
▶︎ 高血圧の自覚症状としては・・・
・頭痛
・めまい
・肩こり
・むくみ
・動悸
などが挙げられます。
しかし、自覚症状がなく、知らないうちに高血圧が進行し、気づいたときには心筋梗塞や腎不全などの合併症を起こしてしまうことがあります。
高血圧の怖さは、こうした合併症を起こしてしまうことにあります。
一般的には、最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。
高コレステロール血症(高脂血症)
高脂血症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる病気のことをいいます。
最近、高脂血症は、脂質異常症と名前が変更になりました。
高脂血症は、高脂血症だとはっきりわかる自覚症状がないため、症状だけで高脂血症を早期発見することは難しいです。
しかし、高脂血症を放っておくと、増えた脂質がどんどん血管の内側にたまってしまい、知らないうちに体の血管が傷つき、動脈硬化を引き起こす恐れがあるため、定期的に病院での健診(健康診断)を受けることが重要です。
▶︎ 一般的には
・総コレステロール値 240mg/dl以上
・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)値 140mg/dl以上
・HDLコレステロール(善玉コレステロール)値 40mg/dl未満
だと、治療の対象になるといわれています。